＜CLEDRAN＞は、バッグのデザインを手掛けていた＜CLEDRAN＞の代表が2008年に立ちあげたブランド。一緒に働いていた信頼のおける仲間たちと小規模からスタートし、現在も切磋琢磨しながら取り組んでいます。そんな創業当時からのロングセラーが、「ADORE WALLET/L」という長財布。通常の長財布よりも少し短めですが、お札を折らずに収納できます。コインケースが取り外せ、別持ちも可能。「色違いをリピートされる方も多く、ご夫婦で愛用していただいている方も。どの世代にもマッチするアイテムです。」と店長の若子さんは話します。

＜CLEDRAN＞財布（H9×W17×D2.5cm）21,450円

愛用品を長く使うためには、定期的なメンテナンスが大切です。＜CLEDRAN＞では、ケア用品も販売しています。自宅でのケアは、まずは全体をブラッシングしてほこりなどを落とします。次に、レザー用ケアクリーム「M.モゥブレィ・デリケートクリーム」を塗り乾いた布で拭き取ります。傷が気になる部分は、指でもみ込むと比較的なじみ目立たなくなることもあります。数カ月に一度手入れすることで、経年変化の良さがアップします。

「＜CLEDRAN＞では、心の通った製品・サービス・体験を提供したいという思いから、保証に期間を設けておりません。」と店長の若子さん。購入から数年経った製品でも、カシメ金具の不具合などの問合せを受け付けています。その他、修理や補修は、革や生地の状況、使用頻度などによって個別に対応が異なります。何かご質問やご相談がありましたら、まずは気軽にお問合せください。また、ラシック店で購入したアイテムをお持ちいただくと、その場でクリームを塗るなどのメンテナンスサービスが受けられます。※混雑状況により、お待ちいただく場合があります。

今回紹介した長財布をはじめ、＜CLEDRAN＞では素材の表情に愛嬌があり古さを感じさせないもの、長く楽しめる耐久性があり使いやすく機能性に優れたものを目指し、考え抜きながらアイテムをつくり出しています。「お客さまと接するうえでは、アイテムの特徴などがお客さまのご要望とあまり合わないな？と思ったときは、しっかりとお伝えするようにし、お客さまのニーズに合った商品が提案できるよう心掛けています。」と若子さんは語ります。

ラシック店では、ここでしか手に入らない限定商品の販売や、ものづくりの楽しさを感じられるワークショップなども定期的に行なっています。まずは革を身近に感じられるよう、簡単なコインケースやマルチポーチといったレザー小物を中心に行っています。夏休みの期間にはお子さま向けのワークショップを開催。開催が決まるとショップのSNSで告知をするのでぜひチェックしてください。

「どの時代においても愛され、親から子に受け継がれるようなものづくりをすること」「本物にこだわり誠実であること」。1973年、イタリアのフェラーラで誕生した＜Felisi＞は、そんな創業当時からの思いを大切にものづくりを手掛けています。

細部にまでこだわる＜Felisi＞のクラフトマンシップが楽しめるのが、コンパクトウォレット「1115/1/LD」。無駄のない収納デザインによって、コンパクトでありながら使い心地の良さを実現。外側のコインポケットは、L字型のジップで大きく開閉できるためコインの取り出しもスムーズです。また＜Felisi＞の財布は、内生地もすべてレザーでつくられておりとても丈夫。毎日使うアイテムならではの魅力です。

＜Felisi＞財布（W11×H9.5cm）各53,900円

「革も人の肌と同じように、お手入れが重要。シワやひび割れを防ぐために、定期的なメンテナンスで革にうるおいや栄養分を補給することをおすすめしています。」と、スタッフの平出さん。メンテナンスの方法は、プロホースブラシでほこりを落としながらブラッシングを行なった後、クリームを全体になじませるように伸ばします。これにより、革の表面に美しい光沢感を残した仕上がりになります。

できる限り自然の染色や加工で仕上げた製品は、正しくメンテナンスすることで、革本来の風合いを最大限にいかした美しい風合いに変化していきます。＜Felisi＞では、長く愛用していただくために、店頭でも上記同様のメンテナンスサービスを行なっています。もちろん修理も手掛けており、ファスナーや持ち手、ショルダーベルト、パイピング、金具などの交換が可能。保証期間は1年間あり、自然故障に対応しています。

オープンして約1年半というラシック店では、より多くのお客さまに＜Felisi＞のアイテムに触れてもらえるよう、入り口を2カ所設けたオープンで入りやすい空間となっています。「ディスプレイもアイテムが見やすく、楽しめるような配置を意識。また、店頭に来ていただいたからこそ、商品の魅力が体感できるような接客を大切にしています。」とスタッフの平出さんは語ります。イタリアの伝統を守りながら、新しい空気も取り込んだ＜Felisi＞の魅力を確かめに、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。