麻婆豆腐の歴史は、中国の四川省成都で1862年に創業した「陳麻婆豆腐」から始まったと言われています。この豆腐料理は香り高く、辛く、熱く、痺れる風味が絶妙だと、たちまち評判となりました。諸説ある中の一説として、創始者である「陳婆さん」の頬にぶつぶつ（中国語で麻子）があったことから、（麻子）があるおばさん（婆）の豆腐料理＝麻婆豆腐と呼ばれるようになったそう。「陳麻婆豆腐」では、四川料理の専門店として伝統を守り、四川の文化を伝え広めていきたいと考えています。

スパイスがきいたおすすめ料理のひとつ目として挙げてくれたのは、「水煮魚（シュイジューユイ）」です。魚の切り身を、唐辛子、花椒などで味付けしたスープで煮込み、最後に熱した油をかけて仕上げます。あとを引く辛みがきいたスープはクセになる味わいで、通好みの美味しさ。四川を代表する料理のひとつで、人気の高い一品です。

＜成都 陳麻婆豆腐＞水煮魚 2,530円

もうひとつのおすすめは、店名にもなっている「陳麻婆豆腐」です。この豆腐料理には、5つのこだわりが詰まっています。1つ目は、1865年創業の老舗である富塚豆腐店の豆腐を使用すること。2つ目は、牛ひき肉のそぼろを使用すること。3つ目は、四川省漢原産の花椒を使うこと。4つ目は、味の決め手となる郫県（ピーシェン）豆板醤を入れること。そして5つ目は、ネギではなく葉ニンニクを使うこと。こうして、名物「陳麻婆豆腐」の絶妙な味わいは生み出されています。

＜成都 陳麻婆豆腐＞陳麻婆豆腐 1,397円

最後に、いつも明るい笑顔で接客してくれるスタッフの方が、「陳麻婆豆腐」をより美味しく食べるための4つのステップを教えてくれました。最初のステップは、麻婆豆腐をそのまま味わうこと。次に花椒をしっかりとかけて香りを楽しむこと。3つ目は、ご飯の上にかけて豆腐とご飯を一緒に味わうこと。最後は、餡とご飯を口に運びラー油の旨みを楽しむことだそうです。四川料理の美味しさや文化を発信し続ける「成都 陳麻婆豆腐」で、ぜひスパイスがきいた本場の味を堪能してみてください。

ソースや出汁まで手間をかけてすべて手づくりするなど、オモニ（母）が家族の健康を考え、愛情を込めてつくるようなメニューが味わえる「妻家房」。春夏秋冬の旬の野菜をはじめ、厳選された食材を使用しています。長年変わらず愛されているチヂミをはじめ、スンドゥブチゲや石焼ビビンバ、チーズタッカルビなど、韓国秘伝の味が気軽に楽しめます。

＜妻家房＞プデチゲ 1,680円

※ランチ限定　※おかず2品、サラダ、キムチ、ライス付き

「妻家房 名古屋ラシック店」に勤めて3年目になるスタッフの後藤さんがまずおすすめしてくれたのが「プデチゲ」です。こちらは「妻家房 名古屋ラシック店」の人気定番メニューで、スパイスのきいたスープで身体があたたまる一品。豚肉やソーセージ、ハム、ラーメン、野菜、豆腐、お餅など具材もたっぷりで、食べ応えもあります。

＜妻家房＞スンドゥブチゲ＆チヂミセット ランチ：1,870円、ディナー（デザート付き）：1,980円

※おかず2品、キムチ、半ライス付き

もうひとつのおすすめは、「スンドゥブチゲ＆チヂミセット」です。アサリやアミの塩辛など魚介の旨みがたっぷりと詰まった身体のあたたまるスープと、ふんわりとした滋味豊かな豆腐のバランスが絶妙なスンドゥブチゲ、「妻家房」の人気ナンバーワンのチヂミがセットに。おかず2品、キムチ、半ライスも付いた、満足度の高いメニューです。

古くから韓国では、嫁ぐことが決まった花嫁の家に花婿が訪ねてくることがもっとも大切なセレモニーとされてきました。その日は最高の食材を用いて、その家に伝わる秘伝の味を披露し、花婿を歓待するのが習わしとなっています。「妻家房」では、そのセレモニーのメニューのような、愛情のこもった料理の数々を提供しています。ぜひ、ショッピングの途中など気軽に立ち寄ってみてください。