Hint Box

2023.7.13 Thu

うなぎを食べて暑い夏を乗り切ろう!

土用の丑の日といえばうなぎ!タンパク質やビタミンなどをたっぷりと含むうなぎは、夏バテ防止にぴったりです。今回は焼き方やタレにこだわり、ふっくら香ばしく焼きあげたうなぎが食べられる店を紹介します。

01ひつまぶし名古屋備長

外はパリッと香ばしく、身はふっくらと

名古屋名物「ひつまぶし」の専門店。落ち着いた雰囲気の中で、ひつまぶしの単品から会席、「白焼」や「肝焼」などの一品料理、愛知の地酒までを存分に楽しめます。備長炭を使い、職人が絶妙な火加減でじっくりと焼きあげるうなぎは、皮はパリッと香ばしく、身はふっくら。口に入れると身がほどけ、旨みが溢れ出します。

今回お話を伺った和田さん

一匹一匹の状態に合わせて焼き方を変える

美味しさの秘密は「地焼き」にあります。蒸しの工程はなく強火の遠火で焼きあげることで、皮はパリッとしながら中はしっとりジューシーに仕上がります。この道18年目となる職人の和田さんは、うなぎ一匹一匹の状態を見極め、それぞれに合わせて焼き加減を微妙に調整しているというから驚き。また秘伝のタレには、豊かな醸造文化を持つ愛知のたまり醤油とみりんを使うことで、他にはない香ばしさとツヤを生み出しています。

<ひつまぶし名古屋備長>上ひつまぶし 4,800円 ※香の物、薬味、吸物付き ※吸物は+180円で肝吸に変更可能

3通りの食べ方が堪能できる

ひつまぶしのおひつを開けた瞬間、香ばしい香りが食欲をそそります。おすすめの食べ方は、1杯目はお茶碗に盛りそのままうなぎの旨みを味わいます。2杯目はさらしネギやワサビなどの薬味を加えて、味の変化を楽しみます。3杯目は残りの薬味と海苔を乗せ、出汁をかけて「うな茶漬け」としていただきます。ぜひ、3通りの食べ方を満喫してください。

<ひつまぶし名古屋備長>肝焼 1,000円

うなぎと相性の良い地酒も取り揃える

一品料理のおすすめは、スタミナ満点の人気メニューである「肝焼」。うなぎ一匹に対し1個しか取れない肝が5個も盛り付けられています。うなぎの肝はタンパク質やビタミンA、鉄分などの栄養をたっぷりと含み、夏バテ予防にぴったりです。この他、日本酒も豊富に取り揃える「ひつまぶし名古屋備長」。ぜひこの夏、ひつまぶしや一品料理と日本酒のマリアージュを堪能してください。

SHOP DATA

ひつまぶし名古屋備長/ラシック7F

02魚忠

<魚忠>うなぎ長焼 各3,348円

創業当時から継ぎ足してきたタレが自慢

1953年、愛知県尾張旭市の小さな魚屋からスタートした魚忠。現在は、名古屋市内の百貨店や県内各地のスーパーに出店し、鮮魚はもちろん、地物の美味しい魚をいかした寿司や弁当、総菜を提供しています。

弁当や総菜の中でも人気なのが、「うなぎ長焼」や「うなぎ弁当」です。うなぎは、身も皮も柔らかい三河一色産のものを使用。さらに、朝に開いて串を打ち焼いているため、ふっくら柔らかく焼きあがっているのが特長です。もう一つの自慢は、創業当時から継ぎ足してきたタレ。よく染み込むよう、焼きあがるまでに2度タレをくぐらせています。

今回お話を伺った木下さん

その日の天候に合わせて火加減を調整

焼き場を担当するのは、魚忠に勤めて約20年になる木下さん。その日の気温を肌で感じながら、天候に合わせて火を調整。皮をこがすのではなくパリッと焼きあがるよう、火加減に細心の注意を払っています。店内の空調によっても火の強さが変わるため、串を動かしながら、最適な焼き具合を実現しています。

弁当のラインナップが充実

寿司や弁当に使うお米は富山県黒部産のコシヒカリを、奈良漬は徳島産の即日漬け込みのものを使用しています。「うなぎ弁当やうなぎ長焼は、食べ方は気にせず好きなように味わってください。」と木下さん。これまで木下さんは、路面店やスーパー、百貨店内の店舗を経験し、常に学ぶ姿勢を大切に調理や接客を行ってきました。名古屋栄三越の店舗でも新たなメニューを考案し、弁当のラインナップを充実させています。魚屋ならではの新鮮な魚介をいかした弁当や寿司を、ぜひ堪能してください。

<魚忠>うなぎ弁当 2,571円

SHOP DATA

魚忠/名古屋栄三越 B1F

Hint Box

Hint Boxとは、ラシックと名古屋栄三越によるWebマガジンです。長く愛用できるとっておきの逸品や、季節や行事にうれしいアイテムなど、“お客さまのちょっといい暮らし”を叶えるためのアイデアやアイテムを発信していきます。

※価格はすべて税込です。 ※標準税率(10%)と軽減税率(8%)が混在しております。
※掲載商品は数に限りがございます。なくなり次第、終了となります。
※2023年7月13日(木)現在の情報です。