この先も目が離せない知っておきたい、これかラシック!

今年19周年を迎え、
早くも20周年に向けて
動き出し始めているラシック。
それぞれの視点でラシックを
盛りあげていこうと日々奮闘している3人が
最新トレンドをキーワードに
今後のラシックについて初対談。
ラシック愛強めな3人が送る
“これかラシック”話にご注目ください。

Suzu Takeichi Aya Fujimoto Minami Asakura SPECIAL TALK

(左)竹市 すず

(株)名古屋三越 ラシック担当
ラシックマガジン編集長。
愛犬のよもぎ(ゴールデンレトリバー)が大好き。

(中)藤本 綾

(株)名古屋三越 店舗開発担当
1F~6Fの開発を担当。学生時代はラシックでアルバイトもしていました。
最近はインテリア巡りに夢中です。

(右)朝倉 陽

(株)名古屋三越 店舗開発担当
B1F、7・8Fレストランフロアの開発を担当。
休日はカフェ巡りに勤しんでいます。

※対談者の組織名称などの情報は2024年3月8日(金)時点の情報です。

竹市 すず(以下竹市) 本日は、このような機会を設けられて嬉しく思います。おふたりのラシックに対する思いや今後の展望について詳しくお伺いできれば幸いです。まずは、店舗開発を行う時に、普段どのようなことを意識していますか?

藤本 綾(以下藤本) 私が意識しているのは「第一印象」です。ラシックは「私らしくに出会う街」というストアコンセプトの通り、お客さまと新しい「モノ」や「コト」との「出会い」を大事にしています。出会うためには、知って関心を持っていただくことが重要で、そのために第一印象はとても大切な部分だと思います。

朝倉 陽(以下朝倉) 私は「私自身が新しいショップでのお客さま第一号」だと思っています。まずは私が第一印象でどう「感じる」のか、「ときめく」のかを大事にしています。そして私が感じた「ときめき」をラシックのお客さまにも感じていただきたくて、ショップの誘致をしています。

街をイメージした館内には「マンホール」が

竹市 おふたりとも、日々第一印象を大切にしているのですね。では、現状のラシックにどのような印象を受けていますか?

朝倉 「すごく可能性に溢れている」と思っています。ラシックはお店ではなくて「街」なんです。「街」はモノを買うだけの場所ではなくて、日々を過ごす所や遊びを楽しむ場など色々な顔があります。そして、「街」に訪れる人たちの関心やライフスタイルの変化によって「街」もどんどん変わっていくものだと思います。

竹市 「街」すごく良い表現ですね!では、その「街」で過ごす人たち、つまり来店されるお客さまやショップスタッフのことですが、日頃ラシックに対してどのようなお言葉をいただくことが多いですか?

藤本 お客さまから「ラシックは歩いていて楽しい」などと嬉しいお声を聞きます。ラシックスタッフやショップの皆さまとも「ここにこれがあったら面白いよね」と自由な会話をしていて、そこから新しいショップの誘致に繋がることもあります。

街をイメージした館内には「マンホール」が

竹市 普段の会話が実際に誘致に繋がっていると聞いて驚きました!じゃあ私も希望を言えば、それも新しいショップの誘致に繋がったりするのかな?(笑)。さて、店舗開発を行ううえでの基盤が聞けたところで、19周年はどのようなプランのもと店舗開発を考えていますか?

藤本 19周年というよりも、20周年の1年前と考えています。20周年ではもっとお客さまに「出会い」を感じていただきたいです。そのためにまずは、改装や移設、商品セレクトの変更など既存ショップの皆さまへブラッシュアップをお願いしています。また、お客さまからのご要望が多いファニチャーやアウトドア、レストランなどに新しいショップの導入をします。お客さまにもっと新しい「出会い」と「ときめき」を感じ、ジューキューン!(※)としていただけるショップを誘致していきたいと思います。 ※ラシック19周年のメインテーマ

竹市 なんだか私まで、ジューキューン!としてきました!(笑)。おふたりの思いを聞いて、私もラシックマガジンをもっとブラッシュアップさせていかねば!では、次は視点を変えて、今おふたりがそれぞれ夢中になっている「モノ」「コト」について教えてください。

藤本 私は、アクセサリー収集や自宅時間を充実させるインテリア探し、あとは本格キャンプですね!

竹市 確かに!藤本さんは会うたびいつも素敵なアクセサリーを身につけている印象です。

藤本 ありがとうございます。デスクワークが増えたので、手元を見る機会が増え、最近よくリングを集めています。あとは、昨年引っ越しをした関係で、インテリアも気になってきて…洋服のように増やせませんが、その分吟味してお気に入りを迎え入れています。本格キャンプに関しては、コロナ禍のときにハマったまま継続中です(笑)。

朝倉 私も興味関心事が多くて。外食や飲食店巡り、〇〇専門店、ルイボスティーなどのインナービューティー関連でしょうか。

竹市 多くてびっくり!(笑)。気になるワードがたくさんあったので、ひとつずつ教えてください!

朝倉 外食に関してはコロナ禍が明けたことが大きいです。誰かと一緒にご飯を食べるとやっぱり楽しいですよね。そんな中、〇〇専門店のような特徴的なお店が増えてきたことが気になっています。あとは私自身が30代半ばに差し掛かるという年齢的な面で、今までとは違う体調の変化を感じるようになりました。食べたものが如実にお肌に影響したり…。

竹市&藤本 ちょっと分かる気がします(笑)。

朝倉 そうですよね(笑)。そういったこともあり、普段から身体を労わることを気軽に始めたいと思い取り入れたのが、ルイボスティーでした。この1、2年で友人の妊娠・出産という嬉しい報告を受けることも多く、ノンカフェインのルイボスティーはギフトにぴったりなんですよ!

竹市 そうなんですね!そういった夢中になっている「モノ」や「コト」が実際に誘致や仕事に繋がる、といったことはあるのでしょうか。

藤本 あります!「ジャーナルスタンダード ファニチャー」は、ファッションブランドが手掛けるインテリアブランドなので、ステキな空間を提案してくれます。ラシックはライフスタイルアイテムが充実してきていて、きっとお気に入りが見つかるはず。また5F・6Fでは、アウトドアやウェルネスなど健康志向のショップを誘致しており、5Fにはスイスの登山ブランド「マムート」がこの春オープンしました。ラシックではただのアウトドアの展開ではなく、ファッションアウトドアブランド展開を目指しているので、そういった思いにぴったり!6Fにはリカバリーウェアやサンダルを展開する「テンシャル」が新しくオープン。私自身、日々の疲れを翌日に持ち越すことはしたくないですし、きっとラシックに来られるお客さまも同じだと思うので誘致しました。また4Fでは、この春新たに「イー・エム」「コレット ギフト」が移設オープンしました。既存ショップもあるので、4Fはアクセサリーブランドが見ごたえたっぷりの環境に。ブランドのテイストが異なるため、シーンやスタイルに合わせた、お気に入りのアクセサリーが見つかると思います。

朝倉 私も同じく反映されているところが結構あります。「自然薯とろろ汁専門店 芋屋猫吉」は「和ごはん とろろや」のリフレッシュショップです。もっととろろ好きの方に楽しんでいただくショップにするため、とろろ汁専門店へと生まれ変わりました。専門店だからこそのこだわりを感じてもらいたいです。また「うどん・そば・釜飯 かかや」は、おしゃれでいて落ち着いた雰囲気。しっかりお出汁のきいたうどんが、本格志向のお客さまにもきっと満足いただけると感じ誘致。ラシックのお客さまも私と同じように、インナービューティーに関心が高い方が多いのではとの思いから出会った「H&F BELX」は数十種類のルイボスティーやノンカフェインティーを取り扱うショップです。ぜひ、さまざまな年代の方に訪れていただきたいです。

ラシック外観

竹市 どのショップも楽しみですね。これからラシックには新しいショップがたくさん仲間入りする予定ですが、来店されるお客さまには、どのようなシーンで利用していただきたいですか?

朝倉 ラシックのレストランフロアには、どちらかというと誰かと食事を楽しむ、というシーンで利用するショップが多いです。ただ私自身も含め、おひとりでお買物を楽しむ方が多くいらっしゃいます。そんな方にもレストランフロアでゆっくり過ごしていただきたいです。

藤本 ファッション以外でも、自分時間や家族時間を充実させてくれるラインナップが揃っています。平日には自分のファッションを見に来て、休日はインテリアや趣味を豊かにしてくれるアイテムをゆっくり探しに来るなど、オン・オフどちらも楽しんでもらえると嬉しいなと思います。

竹市 おふたりのラシックへの思いがたくさん聞けて嬉しいです。最後に、今後ラシックをどのような街にしていきたいか教えてください。

藤本 ラシックは「私らしく」というネーミングの由来のとおり、個性を大切にしてきました。お客さま一人ひとりの個性を刺激する出会いをこれからもつくっていきたいと考えています。

朝倉 ラシックで過ごす時間をもっと楽しんでいただくために、たくさんのショップを誘致したいと考えています。B1Fから8Fまでさまざまな時間の過ごし方ができ、色々な出会いに溢れていて、気が付いたら時間が過ぎていたなんていうラシックにしていきたいです。

藤本&朝倉 今後も「私らしくに出会う街」という開業当時から変わらないコンセプトを大切にチャレンジしていきますので、これかラシックにぜひご期待ください!