約70種のハーブを取扱い、アロマや関連商品も豊富に揃える「エンハーブ」。肌寒いこの時季にまずおすすめなのは、店長の加藤さんも日頃から愛飲しているという「リセットビューティーしたい時に」。11種類のハーブをブレンドしたこの商品は、香ばしさの中にもほのかにミントの風味が感じられ、ハーブティーが初めての人にも慣れている人にも飲みやすいブレンドです。もうひとつのおすすめの「ぐっすりおやすみしたい時に」は、コク深さのある優しい味でリラックスしたいときにぴったりです。

＜enherb＞リセットビューティーしたい時に（100gあたり）3,300円、ぐっすりおやすみしたい時に（100gあたり）3,300円

ティーカップ1杯分（200cc）に対して、大さじ1杯程度の茶葉を使います。茶葉はよくかき混ぜてから入れるのが美味しく仕上げるためのポイント。沸騰から一呼吸置いた95〜98℃のお湯を静かに注ぎ、フタをして3〜5分蒸らして抽出します。蒸らし終えたら、フィルターを取り出してできあがりです。「リセットビューティーしたい時に」は、1日に2〜3杯をまずは3カ月続けて飲むのがおすすめ。「ぐっすりおやすみしたい時に」は眠る前だけでなく、ゆっくり過ごしたいときに飲むのにもおすすめです。

「エンハーブ」では、植物が本来持つ生命力をなるべくそのまま届けるため、ハーブティーの茶葉となるドライハーブは、より野生に近い環境で生育したものを積極的に使用しています。その生育場所はヨーロッパやアメリカ、アジア、アフリカなど、世界31カ国以上。また、それぞれの植物の特長を余すところなく伝えるため、専門知識を持ったハーブブレンダーが、日本人に合った調合を行っています。

店長の加藤さんは、「お客さま一人ひとりのお悩みや気になることに耳を傾け、飲まれる目的やシチュエーションに合ったハーブティーを提案するよう心掛けています」と話します。店頭では感染対策をしたうえで、希望のブレンドを試飲することができるので、ハーブティー初心者の方でも安心してお買物を楽しめます。ぜひ気軽に足を運び、日常の中にハーブを取り入れてください。

名古屋のお茶の老舗として知られる「お茶の升半」。おすすめのお茶として挙げてもらったのは、「深蒸し青嶂（ふかむしせいしょう）」と「後昔（のちむかし）」の二種類です。「深蒸し青嶂」は、煎茶と同じ製法でつくられますが、お茶をつくる最初の工程である、茶葉の蒸し時間を長く取ることで、渋みを抑えた甘みのあるまろやかな味わいを実現。「後昔」は、宇治の上質な碾茶（てんちゃ）のみを使用し、伝統の石臼で毎日丹念に挽いた抹茶で、甘みとコクのある深い味わいが特長です。

＜お茶の升半＞深蒸茶 青嶂（100g）1,404円

＜お茶の升半＞後昔（40g・箱入り）2,160円

「深蒸し青嶂」の美味しい淹れ方について、こちらに勤めて15年目となる店長の佐藤さんは、「やや熱めの70〜80℃のお湯で、通常の煎茶よりも短い30秒ほどでサッとお茶碗に注ぎ、最後の一滴まで出し切るのがポイントです」と話します。一方、「後昔」は抹茶の中でも薄茶として楽しめ、約2gが一人分の目安となります。日常的に美味しい抹茶を味わいたい人におすすめです。

天保11年（1840年）に、名古屋市西区の枇杷島から名古屋市の旧伝馬町（現在の中区錦二）に進出し、創業した「お茶の升半」。煎茶からほうじ茶、抹茶まで、自社で製造したお茶を届け、お茶会はもちろん家庭でも親しまれています。「松柏園」とは升半の園名で、さまざまな流派のお茶会で愛用されている信頼の証です。

店頭では抹茶や煎茶などの茶葉だけでなく、茶せんや茶筒などのお茶を楽しむための道具も販売しています。また、名古屋市内と一宮市に展開する店舗の中で、店内に喫茶スペースがあるのは三越 名古屋栄店だけです。喫茶スペースでは、美味しいお茶とお菓子が味わえますので、買物途中の休憩にも気軽にお立ち寄りください。